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申し訳ないクリスマス
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『言戯』そんちょサマ「申し訳ないほどのクリスマス」を読んで
10年前のクリスマスを思い出した。。。


あぁ...今思い出しても「ごめんなさい」なクリスマス
それは...そう10年前の事
今のダンナさん(以下彼)とまだ付き合い始めて間もない頃
初めてのクリスマスと言うこともあって 彼はかれなりに考えて...




いなかった...




そう 彼は自分には興味のない事にはまったくといって「計画」という
事を考えないタイプの「A型」である(他の事はきっちりA型)


別にワタシをぞんざいに扱っているわけではない
一緒に時間を共にする事に面倒くさがっているわけではない

ただ...

「別にどこでもいいじゃん 飯なんて」

そんなタイプなだけだ ロマンチックのカケラもないのだ




しかし...デート中「恵比寿ガーデンプレイス」を歩いていたら
急に彼は「おー!ここで食事をしよう!」と言い出し
スタスタと店の方へ歩いて行った


「はっ?」とその店を見上げると。。。。

今は無き「フランス料理 タイユバン・ロブション」であった(TOP画像)




私:「ちょっと!予約してないでしょ?」


彼:「あぁ...大丈夫だよ♪」(なんじゃっその「♪」はっ!)


私:「バカっ!ムリに決まってんじゃんっ やめようよ」



そう...10年前 このレストランが出来た年

数ヶ月前まで予約で一杯だという人気店であった


しかも クリスマス・イブ...キャンセルなんて出るわけがない

でたとしても キャンセル待ちがいるだうし
フラッと入って「らっしゃーい♪」と歓迎してくれるような
店ではない...おぃおぃこいつわかっとるんか?



私:「ねぇっ!」


というワタシも静止も聞かず 彼はズンズンと中へ
そしてドアマンに声をかけ中へ入ってしまった



もうしらん(恕)



中へ入ってみると それはそれは見事な店内だった

そりゃそうだ....パリの格式高い3ツ星レストランタイユバンで
当時世界一の料理人と絶賛されたジョエル ・ロブションが料理を
担当をし 豪華な外観や内装 ディナーに至っては1人4万円は
下らないという高級さで大いに話題を呼んでいる(いた)店だ

螺旋階段まであるぞっ! 床全部絨毯だぞっ!



ワタシらには無縁の店だ


ここで あのアホは何をする気だ?



見ると黒服のおっさんと 何やら話をしている...


黒服:「ご予約のお名前を頂戴できますか?」


彼:「7時でお願いしてる○○です」


(はっ?7時?予約?えええええーーっ???)





少々待たされ・・・程なくして黒服がこう答える


黒服:「申し訳ございませんが...本日のご予約でお間違えないでしょうか?」


(あるわけないだろ...予約なんかしてないもん)

すると彼



彼:「ええ...のはずですが...」おもむろに名刺をだし

彼:「会社の者に任せておいたので...おかしいな」とヒョウヒョウと抜かす


黒服は 彼の名刺を見てすぐさま上司を呼んだ

彼が当時勤めていた会社は 大手の食品メーカー

看板というのは恐ろしい

店の黒服は「こんな立派な会社の人がウソをつく訳が無い」と思い込んでいる


(ちゃうでぇ。。。こいつは極悪人だでぇ。。。泣)




そして...予約名が無いワタシ達は ウエイティングルームへ通され
待たされた


私:「ねぇ 帰ろうよぉ」と言うワタシに

彼:「いいじゃん 面白いじゃん♪しかし小心者だねぇキミ」と笑う


(小心者ではなく 善人と言えっボケっ)



ほどなくして 今度は黒服と一緒にフランス人らしき
恰幅よい偉そうなオッサンが来た


フランス語で何やら 話している


(うわぁ...怒られるぅ...ふざけんなとか言ってるのかなぁ)



黒服:「予約の方はやはり伺っていないようでして」
   「いや...多分こちらの手違いかと」
   「お客様は2階のレストランをご予約でございましたね」
   「で、大変恐縮ですが...1階のレストランでお席をご用意させて
    いただきますので 本日の所はそれでご勘弁いただけないでしょうか」


すると彼


彼:「いやいや...もしかしたらこちらの手違いかもしれないですね」
  「よろしいのですか?こちらも日を改める事ができますが」

黒服「いえいえ 若干カジュアルにはなりますが1階のお店でよろしゅ
   うございますか?」

彼:「いい?」とワタシを見る




(こっちに振るなーーーーっ!! どないせーちゅーねんっ!汗)




私:「えっ?...ええ。。。」と微笑して答えるが心臓バックバクである


ではこちらへ。。。と通されたのは1階のカジュアルレストラン
2階の4万円のレストランにくらべれば段ちである
まぁ しかしラッキー?と思っていいのだろうか。。。



席に通され。。。イスに座りながら黒服の前で彼はワタシにこう言った

彼:「今日はごめんね 残念だったね(にっこり)」

(オマエはなんなんだーっ!小ざかしい芝居すなーーっ!)


黒服:「本当に申し訳ございませんでした」とアタシに言う



(だーーかーーーらぁぁぁっ アタシに振るなぁぁぁ!!恕)








しかし。。。落ち着いて店内を見ると席が満席だ


ワタシ達が通されたのは店内の奥側 けっして悪い席ではない

おかしいぞ。。。こんなおいしい事があるわけがない

ドタキャンがいたか? まさかそんなタイミングよく....???

と。。。呑気にワイン片手に店内を見ていたら
若いカップルが入ってきた 年の頃では20代半ばというくらいか
どっぷり店の雰囲気にのまれて緊張してるカンジ

「おお~微笑ましいのぉ」と眺めていたら そのカップル
思いっきりドアの側のとんでもない所にテーブルをつられそこへ通された






.........(汗)




私:「なぁ...あれってアタシらのせいじゃないの?」と目でそれを指した

すると彼は・・・「あれまぁ...悪かったねぇ」だと



オマエなぁ。。。。と頭を抱えるワタシだったが もう遅い

入ってしまった 彼を止めなかった 席座っちゃった 飯頼んじゃったよ


きっと彼が...一生懸命予約をして 彼女に自慢して...
そう考えると申し訳なくて なんだか飯が喉をとおらなくなった


しかし...彼らはとても楽しげにニコニコしながら会話をしていた

店の人達は 何食わぬ顔をして平然とメニューを出していた



あぁ・・・なんだかすんごく複雑ぅ
けど・・・二度としません 絶対しませんっっ 


本当に 本当に














そして...食事がおわり...店のドアを出たとたん

今のダンナの後頭部を思いっきり殴ったのはいうまでもない


あぁ。。。同じクリスマスでも「申し訳ないほどのクリスマス」と
我が家の「申し訳ないクリスマス」では差がありすぎる



選ぶ相手を間違えたわ(恕)


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コメント
この記事へのコメント
☆マロンサン
いや。。。もうとんでもない「アホ」ですよ トホホ
けれど マロンさんのように言っていただける方がいて
ちょいと救われました
ほら...小心者だから...あはははは(汗)

ハッタリでけで今やってますよ
明日はどうなるかわかないヤツですけど
まぁ 自分で選んだ相手です 付き合いますよ とことんですよ

けど...娘が同じようなヤツと一緒になるのは絶対イヤだすっ(自爆)
2004/12/29(水) 23:34:28 | URL | Me #-[ 編集]
Meさま、こんばんは。
ごめんなさい。このエントリー、逆に、ダンナ様の先見に脱帽してしまいました。 う~ん、要領がいいというより自分でストーリーをしっかり組んでいるところが、ワタシは逆に頼もしくなりますね。 確かに、Meさんに裏を見せるべきでは無かったと思いますが、もし、裏を知らなかったら、どう思ったかな? ワタシにはあまり無いモノだから、つい、考えますね。自分で、道を切り開いていくタイプなんだなぁって。 (はらはらでしょうが…(^^;ゞ)
2004/12/29(水) 23:23:52 | URL | マロン #Kp3P1nUc[ 編集]
☆そんちょサマ
ええ。。はい。。要領のいいヤツです 酷いヤツです
オイシイ目にもあってます けどそのうち絶対天罰が下ります(確信)

そのときは ワタシも同罪です
懺悔して神は許されても 善良な方々が許さないでしょう

ふえ~~~ん なんかとんでもないエントリしちゃったよぉ(泣)
2004/12/29(水) 14:40:17 | URL | Me #-[ 編集]
「言戯」のそんちょと申します~。
トラックバックありがとうございました。

世の中、要領と運の良い人が得するように出来ているのです。
それは、とても悲しい事だけれど、どうしようもない本当の事。

私は間違いなくその「後から来てイマイチな席に通される運の悪い男」の方でしょう。

ですが、そんな不運を笑い話にして、みんなと分かち合えるような人になれたらいいな・・と思います。
2004/12/29(水) 14:17:31 | URL | そんちょ #-[ 編集]
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